新仕様ブレスレット開発記/ついに完成そして発売！大量生産に向けてこんなテストを行っていました編

こんにちは。おそめです。

新仕様ブレスレット開発記を追いかけてくださっていた皆様、お久しぶりです。

タイトルの通り、ついに完成いたしました！そして発売のお知らせです！

皆様お好きなデザインのブレスレットがあると思いますので、まずはカスタマイズにてこの新仕様ブレスレット留め具が選べることになりました！

※まずはYGパーツの登場です！PGとWGは準備が整い次第改めて登場いたします。

※プラチナは強度の都合でお作りが叶いませんでした。何卒ご了承ください。

※お手持ちのブレスレットの留め具をお修理いただくことも可能です。ご希望の際は、カスタマーサポートにお問い合わせください。

 

ゆくゆくは、この留め具が付いた新商品ブレスレットが発売されるようになるのではないかな～と考えています。乞うご期待ください(*^^*)。

 

さて、この開発裏話も今日で最後です。

2020年1月から始まったこの商品開発。5年目にしてやっと発表です。（本当に長かった...）

アンケートや試作品のテストのご協力いただきました皆様誠にありがとうございました！

 

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大量生産に向けてこんなテストを行っていました編

スタッフにマグネットブレスレットのサンプルを試してもらって、おおむね良好な反応を得られました。

次に進むのは、素材の確認です。考えうる不具合を羅列して検証していきます。

商品の仕様としてマグネットを初めて取り扱うので、 どのように扱うと壊れたり、錆びたり、 砂鉄がついてしまったりするのか、検証していきます。 18金製品の不具合等は他のジュエリーで知見がある状態なので 今回の検証では割愛します。

 

検証対象はマグネットパーツ。考えうる状況は大きくまとめて以下の三つです。

 

①マグネットが外れてしまう状況

熱湯などに入れて、マグネットを留めている装飾品用の接着剤が弱まってしまうと、スルンとマグネットが抜け外れてしまいます。

つまり、マグネットブレスレットを着けたままお風呂に入ってしまうことは、一発アウトにはならなくとも、接着剤が多少なりとも弱まってしまうので、避けていただく必要がありますね。

 

②マグネットがさびてしまう状況

水道水、入浴剤入りの水、塩を溶かした水、食器用洗剤を溶かした水の4種類のお水につけて、その後濡れたまま空気に触れさせ放置をしました。結果、全てのパターンでマグネットが錆びました。特に塩を溶かした水の錆びが顕著でした。

つまり、水の種類や汗に限らず濡れたままを避けていただくほうが、綺麗な状態が続く可能性が高いということですね。

使用したら拭くというのは、ジュエリー全般に言えることなので、取り扱いの大きなハードルにはならなさそうです。

 

③砂鉄がついてしまう状況

砂場ではやはり砂鉄がマグネットに付着しました。パーツの外側であればぬぐい取ることが可能ですが、パーツの内側(マグネット部分）に直に砂鉄が付着してしまうと、取り切ることが非常に困難でした。

お砂場遊びなどをする際は、ご注意いただく必要がありそうです。

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実はこのマグネットパーツ、意外とコストがかかってしまうのです。おそらく見た目の割にコストが高いことが、一般的に普及しない要因の一つなんだろうなとこの開発を進めて感じました。

もう少し、せめてほんの少しコストが下がれば、皆様にも手を伸ばしていただきやすくなるのに・・・。

 

オレフィーチェは自社工房で全てのジュエリーを製造しております。その結果、手の届きやすい価格でご案内が可能となります。パーツを外部業者から少量仕入れをする場合、コスト削減に努める手段がなくなります。

「自社工房で作れないかな～」と軽い気持ちで職人に聞いてみたところ...

「できるとおもうよ～」

季節が3回ぐらい変わって・・・

「できたよ～」

と、とんとん拍子に作ることができました！

引っ張っても取れづらい形状にもなり、コストも当初予定していた外部業者さんのパーツよりは、ほんの少しは削減できました！それでも削減できたのは、ほんの少しです！！！！！見た目の割に高コストなのは致し方ないようです。

しかし少しでもコストを下げようと自前で作ったからこそ、さまざまな検証を行う必要が出た次第です。

 

この検証に時間がかかり、ようやく皆様にお披露目となる新仕様ブレスレットの留め具！

本日よりカスタマイズをお選びいただけるようになりました！仕様の詳細、ポイントに関しては、ぜひカスタマイズページをご覧ください。

皆様のブレスレットライフがより楽しみやすいものとなりましたら幸いです。

 

新仕様ブレスレット開発記はこちらで終了です。

ですがこれからも楽しい企画や素敵な商品企画の裏話をお届けして参ります。

引き続きオレフィーチェをよろしくお願いいたします。