記事: ヴィチェンツア、一生ものの「軽やかさ」を求めて
ヴィチェンツア、一生ものの「軽やかさ」を求めて
「毎日に本物の輝きを」オレフィーチェの社長です。
1 月中旬、ジュエリーの世界的な祭典「 Vicenzaoro(ヴィチェンツァオロ) 」へ行ってまいりました。

実は私、イタリアの文化が大好きです。
服や家具の洗練されたデザインはもちろんですが、特に車が好きです。
普段も FIAT に乗っているのですが、今回の旅の相棒も FIAT の PANDA を選びました。
あの質実剛健でいて愛嬌のある佇まいと軽自動車のようなコンパクトさ、イタリアの狭い石畳の街並みには本当にぴったりにつくられています。
理想の「中空チェーン」を求めて
今回の出張には、明確な目的がありました。それは、理想の「中空(ホロー)チェーン」との出会いです。
「ボリュームはあるのに、着けているのを忘れるほど軽い」
これを実現するのが中空技術ですが、実は非常に繊細な技術です。
アジアの展示会でも探し続けてきましたが、「これだ!」というメーカーにはなかなか出会えませんでした。
本場 Vicenzaoro には、ヨーロッパ中から名門メーカーが集まります。
彼らの強みは、中空チェーンを編む高度なジュエリー製造機械自体を自国で開発していることです。
イタリアだけでなく、ドイツ、スペイン、トルコ等のメーカーのサンプルを見せてもらいながら商談することができました。

機械メーカーの展示ホールもじっくり見学することができました。
自分達の技術へのこだわりをとても嬉しそうに熱く語ってくれるのは、イタリア人ならではだと感じました。
ジュエリーの美しさを支えるのは、個人の技術はもちろん、実はこうした「道具」の絶え間ない進化です。
歴史が息づく街並みと、 ヴェネツィアの輝き
商談の合間には、ほんの少しだけ休憩をいただきイタリアの空気を吸いに会場から 1 時間程度で移動できるヴェローナやヴェネツィアへも足を伸ばしました。

ヴェローナ
『ロミオとジュリエット』の舞台として知られているヴェローナ。
路地の街並みや大聖堂など見所はたくさんあります。
高台から見下ろす赤レンガの街並みは圧巻です。

ヴェネツィア
日暮れ間近に水上バスでグラン・カナル(大運河)を進み、
最も有名な石造りの橋・リアルト橋へ向かいました。
お土産物屋でヴェネツィアンガラスを少し手に入れ、
暗くなった街を抜けて、なんとかサン・マルコ広場へ到着。
ちょうどサン・マルコ寺院の成り立ちを読んだばかりだったので感慨深いです。



「オレフィーチェ」に込めた想い
最後になりましたが、私たちのブランド名「Orefice(オレフィーチェ)」は、イタリア語で「金細工職人」を意味します。
今回訪れたヴィチェンツァの会場は「Oreficeria(金細工店)通り」にありました。
街角でも「Oreficeria」という看板をいくつも見かけ、イタリアのメーカーにオレフィーチェという会社名を告げる度に背筋が伸びる思いでした。
数百年もの間、この街で「オレフィーチェ」たちは、黄金を叩き、磨き、人々の人生を彩る輝きを生み出し続けてきたのです。
私が FIAT PANDA を走らせてまで、本場のチェーンメーカーや最先端の製造機械に会いに行った理由。
それは、屋号に掲げた「職人」の意味や誇りをアップデートするためだったのかもしれません。
イタリアの伝統と革新。
この旅でチャージしたインスピレーションを、日本の皆様にお届けする「オレフィーチェ」のジュエリーに、たっぷりと込めていきたいと思います。チェーンの新製品もご期待ください。




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